メダカ
　近畿圏内では、ほとんどすべての水系で生息を確認しているが、群れがいつでも見られる場所はかなり局所的。郊外では水田脇の水路など、市街地だと河川の植生豊かな場所などで出会える。ブラックバスやブルーギルが多産するところでは全く確認できないことが多いが、部分的にでもヨシなどが茂った少し流れのある浅瀬などに細々と残っていたりする。また、メダカとよく似たカダヤシと混泳しているところもある。ゲンゴロウ類のように白黒つきにくい生き物のようで、これからもがんばって生き延びてもらいたい。

　飼育は排泄物による汚染に弱いようで、過密飼育していると病気？になりバタバタと死亡することがある。あらかじめ薄めの塩水で飼育するとかなり無理が利く。過密飼育でなければ非常に強い。　繁殖は大きめの水槽があれば水草等を入れておくだけで知らないうちに累代するが、少数の卵をコツコツと産むタイプなので大量に増やすのは意外と大変。一度に産んでくれたほうが楽なのだが・・

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