ヒメフチトリゲンゴロウ(Cybister rugosus

腹側の黄色と黒のコントラストが綺麗なゲンゴロウで大きさは、コガタノゲンゴロウ以上、ゲンゴロウ以下(27〜33mm:養殖物では31〜34mmが多い)。南西諸島(奄美大島以南)に生息する。海外にも広く分布するが国内では近頃めっきり見られなくなりつつある。2003年にやっと、休耕田や池で会うことができた。自家繁殖させやすい種で、採卵・幼虫育成とも容易な上に、大型個体として羽化させやすい。29mm以下の小型個体はブリード下では全く出ていない。
成虫の飼育もは泳ぎや食事中の動作はゆったりしているせいか、増えすぎて過密飼育になってしまっても、触角や肢先の欠損や共食いが出にくく大変扱いやすい。飼育下での成虫の寿命は2〜3年くらい。

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難易度 ★が多いもの程【難しい】または【手間がかかる】と感じてます。 備考
採集  ★★★★ ここ数年で著しく減っているらしい。
飼育 ★☆ 冬はヒーターが必要
繁殖 採卵 コンスタントに多数産卵。
育成 ★★ 水の汚れに強い&いろいろ食べるので育てやすい。
総合 ★★ 入門用向き


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