ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ
(Hydaticus pacificus conspersus)


本州の限られた場所に分布する16〜17mmくらいの大きめな中型ゲンゴロウ。かなり珍種のようです。
本種の仲間は世界では熱帯に多く、本種は北限に分布する依存種とされてます。

金箔を張った漆の陶器のような渋いデザインが魅力的で気に入ってます。

模様も個体によって様々で累代飼育下でも柄が多かったりシンプルだったりいろいろでてきます。
また、産地による模様の傾向のちがいもありそうです。
(現在、関東産のものを飼育中で上の画像は東北産、次ページのものはすべて関東産)
私は、漆黒の黒字に金が必要最低限入った模様が好みですが、ブリードして累代を重ねるうちに均一的になってしまう
気がするので、使う種親を選ぶ際は変化が保てるように色々な柄を集めるようにしています。


こちら関西も分布しているようですがまだお目にかかれておりません。
いつか出会うその日を夢見て本種がおりそうな環境には網を入れるようにしてます。
私はこんな環境で発見!こんな水の少ない所では普通のタモ網では掬えないので金魚網が活躍します。

ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ採集環境
ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ

ここに10数匹かたまってました。この時見つけることができたのはこのスポットだけでした。
水がなかったので、集まっていたのだと思います。
持ち帰り用2ペア残して放流しました。


こんな場所でしたので地元関西でもしょーもないつまらなそうな所も気になるようになり。
変な所に網を入れるヤツいうことで白い目で見られております(笑)

飼育下での平均寿命は2.5年くらい(2〜3年)と大型種並に長く3年生きる事は珍しくありません。
最長記録は4年です。

繁殖はこれまでの試行錯誤から多くの発見があり、今では時間さえあればいくらでも殖やすことができますが、
手が離せないので出張が多い状況では難しいです。私の場合繁殖期間中は仕事を休んでとりかかるようにします。
そのため毎年のように繁殖をするわけには行かず、ある程度のまとまった繁殖は3年に一回が限界です。(汗)

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難易度 ★が多いもの程【難しい】または【手間がかかる】と感じてます。 備考
採集  ★★★★ 局所的
成虫の飼育 ★★★ 脱走&水温上昇&過密飼育に注意。
繁殖 採卵 ★★ なかなか産まないこともあるが、産みはじめると連続的に
多く産む。
育成 ★★★ 育成期間は短いがその間目が離せない。
摂食不足による餓死に注意。
総合 ★★★ 熱心でマメな方向き。


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