西日本に広く分布する。人里近い湿地や水田付近に生息するため、生息地が開発の的になりやすく著しく減少したが、
残された環境が小規模な場合でも頑張って残っていることがよくある。我が家の庭にも幼生から育った個体が住み着いて
人口産卵場で産卵&繁殖し毎年100匹くらいの幼体(亜成体)が上陸しています。今では個体数が増えて、探せば年中成体を
見つけることができるようになりました。
島根県産 (野生下の様子) 夏は陸上で過ごしますが、晩秋になると水中に入る個体が増えてくる。
卵塊の横で♀を待ち伏せしている?♂この個体は離れた位置に移動させても翌日にはこの定位置に戻ってくる。
(自宅に作成した人工産卵場)
発生が進んだ卵塊(自宅に作成した人工産卵場)
難易度 | ★が多いもの程難しいと感じております。 | 備考 |
採集 | ★★ | - |
飼育 | ★★★ | 上陸するまでの幼生の飼育は容易です。 ミジンコやアカムシなどを食べて育ってます。 大変なのは変態するころからです。 幼生時から冷凍アカムシで餌付けをし、変態して上陸してからもピンセットを用いて餌付けをすると慣れてその後の餌やりは楽になることもあります。(ありました) |
繁殖 | ★★★★★ | 庭に脱走した個体のために水場を作ったら毎年繁殖するようになりました。 |
4/20 大きさは2cmくらい。妻のお気に入りとなり10個体が我が家のメンバ−に加わることになりました。飼育担当は妻です。冷凍アカムシを食べてます。どこまで育つかな? |