コオイムシ・オオコオイムシ
上の画像はオオコオイムシ
我が家では両種を比較のために飼育しています。最近はあまり繁殖させておりませんが、
2001〜2002年ごろは2世がたくさん産まれ新成虫がたくさん羽化しました。2002年度の成長記録はこちら
タガメ同様餌不足だと超小型の成虫になってしまいますが、孵化したての幼虫から終令幼虫まで、生きえさの代用として冷凍アカムシが使えるので餌にはあまり困らないです。
餌は、いろんなものを食べますが、小型の巻貝(サカマキガイ、モノアラガイ、ヒメモノアラガイ、カワニナの稚貝など)も食べますので、これらを常に切らさないように入れていくと餌やりの手間が省けます。
まだ試してませんが、掃除屋の貝として販売されているレッドラムズホーンなども餌になると思います。
(試された方がいらっしゃいましたらご一報ください)
難易度 | ★が多いもの程【難しい】または【手間がかかる】と感じてます。 | 備考 |
採集 | コオイムシ ★★ | 両種共、いる地域には多いが、減っている地域も多い。 |
オオコイムシ ★ | ||
成虫の飼育 | ★ | まとめ飼いができ、場所を取らないが飢えると共食いする。 |
繁殖 | ★★ | 比較的飢えには強いが共食いに注意。 |
オスはこのように卵を背負って保護します。
右コオイムシ
左オオコオオイムシ
コオイムシとオオコイムシの違いはこちら
この個体では、卵の大きさもだいぶ差がありました。
オオコオイムシ(2007.2.11)
屋内飼育では餌を十分に与えていれば冬季にもよく産卵します。
左は、発眼してきた卵を背負ってます。
(画像クリッックで拡大画像)
2001年度ブリ−ド新成虫(コオイムシ)です。羽化サイズは餌の種類、与えかたなどによって結構ばらつきました。
VIPル−ムからは採集もののオオコオイムシより大きくて丸みのある個体も出ました。
昨年から飼育をはじめたオオコオイムシ(ワイルド)です。ここのは、サイズは大きいのですが、それほど丸みは強くないです。
今後、ブリ−ド個体同士でコオイムシと比較していきます。
紹介の目次へ